借金に陥った原因

少額なのに借金苦

改善の気配が見えない景気低迷は、多くのサラリーマンの生活に影響を及ぼすようになり、大きな金額を借りた訳でもないのに借金で生活が苦しいと悩む人が増えてきています。少額の借金がどうして生活を苦しめる結果になったのでしょうか。

給料やボーナスが下がったことにより、毎月の生活が厳しくなる家庭は増えています。残業代も満額払ってもらえることがなくなり、毎月の生活費の不足分をクレジットカードのキャッシングを利用して補おうと考える家庭が出てきても不思議ではありません。

借りるということは返さなければなりませんし、元本に利息をつけての返済です。クレジットカードを利用したショッピングは変わらずに続けていたとすると、毎月の返済額が減ってしまった収入に占める割合はかなりの大きさになっています。

この状態を断ち切ろうと、消費者金融へ借入を申し込みます。カットされていても支給されるボーナスで返済すれば何とかなるだろうと考えたからです。前年の所得証明から審査が行われるので借入に問題はありません。

これが所謂「マワシ」と呼ばれる、借金返済のための借金なのです。消費者金融の金利はクレジットカードのキャッシングと比べても割高です。ボーナスで返済しきれるとも限らず、仮に完済できても、すぐに生活費が足りなくなってまた借金の繰り返しです。数年後には消費者金融の借入も限度額いっぱいになってしまうでしょう。そうなる前に専門家に相談して現在の生活を見つめ直し、抱えている借金を整理する努力をしましょう。


「インターネット」ヤミ金で借金苦

改正貸金業法が施行され、貸金業界の淘汰や再編が進んでいます。総量規制が導入されたことによって、借りたいのに借りられない人も増えています。その結果、ヤミ金業者がゾロゾロと発生してきているようです。

これまでのヤミ金業者は、スポーツ紙や週刊誌・電柱広告などによる告知や債務整理をして官報に名前が載った人へのDMなどで勧誘を図ってきましたが、インターネットや携帯電話が発達してきたことで、掲示板やメルマガなどを利用した新しい勧誘方法が目立ってきました。大手の掲示板サイトには、多重債務者や破産経験者にも好条件で融資可能といったような内容のスレッドが普通に立っており、背後にヤミ金業者がいる可能性があると指摘されています。

通常では考えられないような好条件での融資の場合、ヤミ金の可能性が高いので無視する人が殆どですが、あらゆる情報が氾濫しているインターネット上では、追い込まれて藁にもすがる思いの人や借金に関する知識の少ない人などを巧妙に誘い込むように勧誘しています。うっかり騙されないように気をつけましょう。

改正された貸金業法が成立する以前から、ヤミ金業者の増加は懸念されていました。そのため従来よりも厳しい取締りが行われるようになったのも事実ですが、インターネットではすぐに該当者が特定されないように複数のシステムを経由していることもあって、追い付かないのが現状です。

つまり、自分のみは自分で守るしかないのです。借りる前には返済計画をしっかりと考えてるようにしましょう。


悪徳業者によくあるパターン

お金が必要でも既に借入は限度額いっぱい、これ以上の借入が出来ないはずなのに好条件での借入が可能なチラシを見つけてしまった場合、それはもう悪徳業者に引っ掛かる寸前です。このような状態でチラシの連絡先に電話をしてしまうと、後はお決まりのパターンが待っています。
電話に出るのは大抵が若い女性であり、審査の為に必要だからと名前や住所・電話番号・勤務先を聞かれます。丁寧な応対に怪しいと思いつつも返答してしまいます。ここまでくると相当に強い気持ちを持たないと断ることは不可能です。
直後に電話が鳴って、今度は男の声で馴れ馴れしく、「審査した結果、かなり借入があるようだから当社では貸せないが、知り合いの業者で貸してくれるように頼んでおくからそこへ行ってほしい」と連絡があります。もちろん、実際に審査などしているはずがありません。これは危険だと断ろうとすると、審査に掛った手数料を要求したり、勤務先に損害賠償請求をするなどの脅しにかかります。
脅しに屈服してしまい、指示通りに知り合いの業者に行ってしまうと完全にアウトです。あっという間に多額の借金を新たに背負わされ、その内の半分を手数料として持っていかれてしまいます。被害を警察に届け出る頃にはその業者は跡形もなく、借金だけが残されて自己破産するしかなくなってしまいます。
これは一例であり、他にも様々な方法を駆使する悪徳業者が存在しています。甘い誘惑には必ずウラがあることを自覚し、決して騙されないようにして下さい。


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